絞り染工房 まらうど

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シェプド・ダイ

シェイプド・ダイ(Shaped Resist Dye)とは絞り染の一種。
伝統的な絞り技法を基本としながらも、新しい発想から生み出された絞り染。
従来の意識的に布を形状化して染めるという絞り染の基本的な考え方や手法から発想を
膨らませた新しい染めの概念。<和田良子著『MEMORY on CLOTH ー shibori nowー』による>

色と色とが混ざり合ってできる別の色や、色と色との境界線の世界など
シェプド・ダイは、きっと布の豊かさを感じさせてくれます。

やり方は、下記をご覧ください。

keijyouka senntyaku kannsou sakuhinna
@布を湿らせ、形状化する。
糸で縫うことはしない
A染料を布に染着させる Bそのまま、布を乾燥させる C布を拡げる

シェプド・ダイの場合、使用する用具は何を使ってもかまいません。
自由な発想で、いろいろなものを使ってどんなものができるか、試してみることが
この場合ひとつの工程になります。

次に染着した染料を落ちないようにします(これを定着といいます)。

【綿の場合】

フィキサーテンという薬品を染着乾燥させた布に、刷毛でまんべんなく塗ります。
30分程、そのまま放置し、ソーピングしてよく水洗をします。

【絹の場合】

絹は熱によって染料が定着するので、蒸します。
染着乾燥させた布を、不織布に巻きます。その際蒸気が通るように緩めにします。
小さなものは、20分位蒸し、すばやく放冷し、もう一度同じように蒸し、放冷します。
その後ソーピングし、よく水洗をします。
大きなものは、専門の業者に依頼します。


偶然にできた形や色は、面白くきれいで新鮮です。
けれども、偶然性に依存するのではありません。
その偶然性を自分に引きよせるよう、たくさんのサンプル作りをするのです。
そうして、自分だけの形や色を見つけます。

見つけた形や色を再現できるように、また繰り返し手を動かし、考え、工夫し、
サンプルを作り続けます。そして作品が完成します。

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