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染め方について

絞り染は水がつくった形の芸術 というひともいます。
水の浸透作用の結果が模様をつくりだすからです。

一般的に、絞った布地を染める場合、染液に浸して染めます。
そのため、浸染(しんせん)といいます。


【用具】

yougu

容器(ステンレス製・ホーロー・ポリなど目的に合わせる)
染料
助剤
秤(整数以下の量が測れると便利)
温度計
染料や助剤を入れるビーカーなど
ゴム手袋・軍手

【染料】
素材によって、使用する染料が異なります。
下記の表は、素材に適応する染料の概要です。

  
素材 適応する染料
木綿・麻・レーヨン リアック・レマゾール・シリアス・スレン
絹・羊毛 デルクス・イルガラン・ラナセット

染料の使用量

浸染で染める場合、染料の使用量は染める布の重さに対する割合(%)で決めます。
例  100gの布を5%の濃さで染める=100×0.05=5gの染料が使用量
どの位の割合の染料の使用量にするかは、染めたい濃さによります。
限界濃度は各染料によって異なりますが、一般的には3%となっています。
染料見本帳などを参考にするとよいでしょう。

【水の量】

浸染に使用する水の量は、染める布の重さに対する倍数で表していますが、このことを
浴比といいます。例えば浴比1:20であれば布の重さの20倍ということです。
水の量が少なすぎると、染液の中で布を動かしにくく、染めムラなどができます。
多すぎると、染料の吸収が悪く、濃くならないなどの欠点があります。
浴比は固定したものではないので、水の量は目的により増減しますが、だいたいの
ところでいいようです。

【浸染の工程】

染料の種類等で違いがありますが、一例としてスレン染料を使用して染める際の、大まかな
流れについて記します。


染色作業が終わり、鋏で糸解きの段階にはいります。
解き進めていくうちに白い形が表われ、まるで花が咲いていくようです。
同じことを何度繰り返しても、新たな感動があります。

染めの作業そのものは、慣れると以外に簡単にできるようになります。
このページの内容は、あくまで基本的な概要です。
慣れてきたら、いろいろ工夫してみてください。

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